見たこともない大きな台風が向かってきていた時ちょうど
鹿児島でライブの予定だった。
何度も外れて欲しいと願っていたらど真ん中の関東を通過して行った。
殆ど影響のない鹿児島にいても関東にいる家族のことが気になって
生きた心地がしなかった。
幸いうちには何の被害も無かったけど友人のイベントも中止
そして多くの冠水、被害が出てしまった。
鹿児島のライブがちょうど12日の夜、まさしく大きな台風が牙を向いて
関東を縦断していたところだ。
ライブ中何度も何度もみんなの無事を祈っていたら、会場のみんなにも届いたのか
一緒に祈っている感覚に陥った。
音楽は音は不思議だ。言葉に出さなくても伝わってしまう。
一夜明けて街を太陽の光が照らして被害が明らかになった時
助かった家族の言葉の安堵と壊された人たちの悲しみの声がない混ぜになって
心が沈んでいった。
僕にできること、しっかりと見つめて、負の感情に流されず
一日一日を丁寧に生きよう。改めて思えた。
鹿児島は桜島の噴火が忙しい