鎌倉では会場の燕Cafeの窓から三日月が見えていた
外灯もぼんやりと灯っていて
なんか自分の家にお客様を招くようなそんな感覚になった
いろいろな人がいろいろな街から僕の歌を聴きにきてくれたけど
鎌倉在住の詩人『かさいあさこ』さんも遊びにきてくれた
彼女の詩集は少し前から購入していて今一番のお気に入りの詩人
かさいさんの瞳は三日月のように光っていて
ゆっくりゆっくりと選んだ言葉を丁寧に口にされていた
しっとりとしたいい時間だった
翌日は静岡に移動し、感應寺へ
静岡もたくさん思い出が詰まっている街
感應寺は包み込むような音が印象的で
スピーカーを通してお寺全体が鳴っているような空間になった
十一月の初め 忘れられない二日間になった
Photo 燕Cafe