優れた書物に多いのはきっとこれは頭ではなく肉体で書いてる
そう思うことがある
思考を凝らして優れた作品が出来上がる時があるけど
これもきっと考え抜いてパッと力が抜けた時に
奇跡のような一瞬で優れたものが降りてくるんだと思う
きっと考えていたら間に合わないんだろうな
頭は余分なものをつくりすぎる
できるだけ余分なものを削ぎ落とし、必要なものだけで作品をつくりたい
動物が狩りをするときみたいに
狙いを定めて、狩れるか狩れないか
まあそんな張り詰めた空気もいいけど
動物の安らいでいて、でもどこか達観してる目が俺は好きだな
写真:那須 高福寺 ルナちゃん
