2018 5 25
夜中に雨が降ったみたいで路面はかすかに濡れていた。
雲ひとつない空は北アフリカの大地を強く照らしている
幸い埃も流されて、これで排気ガスがなければもっと快適なんだけど。
今日はメナラモールへ 海外のセレブが集まるエリアで一休み
そのあと地元の人が出す市場を通りガタガタな道を進み
再びジャマエルフナ広場に ここはいつきても陽気だ夜まで待った。
たまたま入ったリヤドが気持ちよくて、
隣に座ったカリフォルニアから来た女性と話した。
なにやら娘さんが病気でマラケシュに入院しているらしい。
なんでこんなに長い入院なのか私にもわからないって言っていた。
その悲しみは計り知れないが、タジンを食べたあと一人で部屋と戻っていった。
その後ベリーダンスを見に
ウードや歌は良かったけど観光地のレストランはどこも一緒だ。
結局特別個性的でもないショーを途中で失礼しホテルへ向かった。
また日が沈みムスリム教徒が静かに食事を始めている。
町の最大なモスク クトゥビーヤモスクがなにやら騒がしい。
大きな声でコーランを語り何千という教徒がお祈りをしている時間にあたった。
晴れた夜空に月が浮かび、威厳のあるモスクが佇む。これこそ礼拝!!と叫びたくなった。
終わったら歩行者天国も解除され一斉に人が動き出す。
日本でいうところの花火が終わった後の光景に似ている。
この光景は一生忘れないだろう
その夜夢を見た。今では連絡が取れない恩師の夢を。
声をかけたけど気疲れずに
素通りされてしまった。不思議な夢だった。