Keiichiro Mori2019年6月1日読了時間: 1分#4 この風はどこから吹くのだろういつだろうか 昔地球の反対側の蝶が羽を一振りするだけで地球の表は強風が吹くと聞いた 夜の海を越えて 柔らかな朝に舞い降りる種と匂いと温度そして砂と雲を運ぶ 風が私を触る 皮膚を撫でる優しく そして強く 私に触れる 風の中にほのかな季節の匂いをとらえた時 風の中にかすかな言葉をよめた時風は私が地球の一部であるという事を教えてくれる
この風はどこから吹くのだろういつだろうか 昔地球の反対側の蝶が羽を一振りするだけで地球の表は強風が吹くと聞いた 夜の海を越えて 柔らかな朝に舞い降りる種と匂いと温度そして砂と雲を運ぶ 風が私を触る 皮膚を撫でる優しく そして強く 私に触れる 風の中にほのかな季節の匂いをとらえた時 風の中にかすかな言葉をよめた時風は私が地球の一部であるという事を教えてくれる