一日の始まりに 音楽を聴く ピアノ ギター シンプルなものがいい 街がガラリ 映画になる 電車 人 自転車 路地裏 信号機 鳥の声 雑踏 忙しいのではなくて 淡々と 丁寧に 進むのがいい やがて自分も 映画の 一部になる

生まれたばかりの葉っぱの色がなんとも愛らしい この季節は様々な命が動き出し、虫や木や水まで 生命の動きが聞いてとれるほどにめざましい 人が気持が良い季節は全ての生命にとっても気持ちが良いんだな　きっと 逆に冬眠に入る時期は枯葉が落ち、虫は死骸となって木々の養分になる...

深呼吸をして 心を澄ます 聞こえない音が聴こえ 見えないものが観える そして丁寧に朝をたたむ 瞳をあける さぁ私の１日の 始まりだ

この風はどこから吹くのだろう いつだろうか 昔 地球の反対側の蝶が羽を一振りするだけで 地球の表は強風が吹くと聞いた 夜の海を越えて 柔らかな朝に舞い降りる 種と匂いと温度そして砂と雲を運ぶ 風が私を触る 皮膚を撫でる 優しく そして強く 私に触れる...

水をいっぱいに孕んだ雲が 低く上空に垂れ込めている 午後　14:46 子供達のふざけた悲鳴が 一つの街に反響し溶け合う なんて太く強い力なんだろう ほんの数センチの声帯から 絞り出された声は空気を伝わり 何百メートル離れた私の鼓膜を震わせる...

2019 5 29 朝　少しの怠さを残して町は目覚めた いつもと変わらぬ時間に電車は動き テレビでは昨日の残酷な事件を取り上げ 外では工事現場の音がマンションに反響してる 今日は雨だ　悲しみと屈曲した念を浄化させる雨だ

西の旅で四日市、滋賀、倉敷のライブを終えて よく晴れた日に初の豊島へ行ってきた 瀬戸内海に浮かぶ小豆島と直島に挟まれた島 初の豊島は季節もいいのか緑がだいぶ茂っていて 尚且つ気温が暑くもなく寒くもなくちょうどいい 島のメインは『豊島美術館』...

海老名インター辺りで少し混んでいた東名高速を抜け 静岡で下りた 今度ライブをお願いしてる萩錦酒造さんへ立ち寄った。 今は規模を少なくされているけど敷地は相当大きく 女中さんが駆けずり回ったであろう建物がなんとも味がある 地下から組み上げられている水がいい音を醸し出していて...

聡明で透明感があって、でも温かみも優しさもあって 言葉の一つ一つに命を感じる こういう素敵な詩に会うと自分も創作意欲がぐんと刺激され 何か、新しい扉を開いたような感覚になる かさいあさこ　詩集

2019 5,5 ゆうど 閑静な住宅街の中にひっそりと佇む『ゆうど』 この都会の中で珍しく地下に水脈を持つゆうどでのライブは その日その日によって響きかたが違う 聞けば水の状態も変化に富んでいるとか 一音一音が飾ってある絵や柱に染み込み家屋全体が響いていた...

その国の王が衰退してくると、日照りや飢饉が起こり国民も荒れて乱れてゆく 側近の麒麟も病気になりやがては死んでゆく 新しい王が即位しその王が健全であればあるほどその国は栄え平和が続く 昔に読んだ本がこんな内容の本だった この話もあながち間違ってはいないと思っている...

GWになる前に少し時間があったので東北へ ギターも持たずに一人旅は久しぶりだろう 東京では散っていた桜が満開で遠い山々に点々と咲いていた 東北は何度も行っているけれどどうも血が騒ぐ 今回の旅もその血の騒ぎの原因の突き止めでもあった 行くさきは平泉〜奥州〜盛岡〜丹内山...

散っている桜が水城公園の池へと落ちて浮かんでいる 散歩している親子がその桜を見て喜んでいる ライブ会場から見える景色がそんな何気無い幸せに包まれていたなぁ 会場は昔の信用金庫を再現して作られたCafe 今では考えられない色使いと照明が新鮮だった...

閑静な場所に大きい邸宅があり、何やら庭にはこどもの日のための 鯉のぼりが青い空を泳いでいた。 新元号「令和」が発表される前日にここ空の杜でライブだった。 その昔豪農だった長屋を蔵にして演奏会場と化していた。 松や竹、何やら名前もわからない植物が綺麗に狩られていて...

2019年3月17日 東京武道館で行われた空手世界大会、第9回糸東流インターナショナルチャンピオンシップにて 君が代国歌独唱させていただきました 動画はこちら　https://www.youtube.com/watch?v=GBHUXQGWPlc 君が代は正直とても難しい...

台南には一度行ったことがあって 台湾の中でもさらに気温と湿度が高かった 魚介がとにかく美味しくて、中華屋で食べた海老の味が忘れられない 台北はどちらかというと多国籍なんだけど 素材は野菜も魚介も美味しいので どんなお店で食べても比較的美味しい 楽しみの一つは夜市...

二度目の台湾ライブは、日本から来てくれたお客さんと 現地のお客さんがたくさん来てくれて盛り上がった。 やっぱり二度目と言っても海外ライブは緊張感があるわけで 前日はあまり睡眠をとることができなかった。 でももちろん本番が始まればエンジンがかかり突っ走った。...

葛飾北斎　没後170年＜UPDATE＞へ 縁があって葛飾北斎展に行ってきた。 いやはや凄まじい。正直ここまで絵の持つ力が大きいとは。 それもそのはず葛飾北斎は何度も名前を変え 成功した自分でさえも切り落とし、新たな自分を作成し まさにUPDATEし続けた。...

先日イベントで静岡に行ってきた。 静岡も結構な回数で行っていて、家康公の思いが所々に感じられる町の匂いや駿府城の跡地などは そこにいるだけでただただ気持ちがいい。 静岡にとても若い女の子のファンがいた。もうその子はこの地上にはいないのだけど...

今日は毎年呼んで頂いている熊谷市の成人式にて歌ってきた。 毎年数は減っているし、威勢がよろしい新成人も減ってきてる気がする。 なんども言っているけど、俺は自分の成人式には出れていないんだな。 やっぱり少し同級生に会うのが気がひけて、わざとその日に仕事入れてしまった。...